メラニン色素のこと
おはようございます。垂水区の美容室aoです。
以前のブログで白髪の事を書きましたが、その時にメラニン色素についてちょっと書いたのですが、
今日はもう少し掘り下げて書いてみます。
メラニン色素は髪の毛を黒くする重要なモノなんですが、人(人種)によって髪の色が違いますよね
これはメラニン色素量の違いなんですが、メラニン色素には2種類あってこの2種類の配合量に
よって色の違いが生まれてくるのです。
・ユウメラニン(真メラニン)
ユウメラニンは髪の毛を黒色もしくは赤褐色にするメラニンです。
黒人は黒髪なのでこのユウメラニンを多く含んだ髪質です。
・フェオメラニン(亜メラニン)
フェオメラニンは髪の毛を黄色~ブロンドにするメラニンです。
欧米人(白人)等はこちらのメラニンを多く含んでいます。
ちなみに日本人(黄色人種)はこれら二つの混合型メラニンになります。
では、なぜ人種によってこのうようなメラニンの違いがあるのかというとメラニンは紫外線(UV)を
吸収する働きがあるのです。なので、赤道直下に近い地域ほどユウメラニンを多く含んだ状態に
なっていきました。
日本でも沖縄方面に近づくにつれて髪が黒く太いイメージがありませんか?逆に東北地方に向かうに
つれて髪が薄く細い感じの方が多いです。
と、まぁ~このような感じで人の髪の色の違いが生まれてるわけです。もちろん今は全国、全世界
で移住がほぼ可能なので寒い地域でもユウメラニンを多く含んでるような方はいますけどね('ω')ノ
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